麻雀の役は数え方にもよりますが40種類ほどあります。ただ、初心者が実戦で使うのはそのうちのごく一部です。全部を順番に暗記しようとすると、たいてい途中で止まります。まずは5つだけ覚えて卓に座るのが最短です。
この記事の前提ルール:日本で一般的な4人打ちのリーチ麻雀(Mリーグや主要なネット麻雀とほぼ同じ設定)を前提にしています。麻雀は地域や店舗ごとの独自ルール(ローカルルール)が多いため、扱いが分かれるものには本文中で「採用ルールによる」と書いています。
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麻雀は、手牌を4つの面子(3枚のグループ)+1つの雀頭(同じ牌2枚)の形にすればアガリの形になります。ただし、形が完成しただけではアガれません。役が1つ以上ついていることが条件です。逆に言えば、役さえ1つあれば形さえ揃えばアガれます。
そしてもう一つ、初心者がほぼ全員つまずくポイントがあります。ドラは役ではありません。ドラを何枚持っていても、役が1つもなければアガれません。ドラは「役があるときに点数を増やすボーナス」だと覚えてください。
この5つで、実戦のアガリのほとんどをカバーできます。どれも1翻(いちばん軽い)ですが、重ねれば十分な点になります。
| 役 | 成立条件 | 鳴いても いい? |
|---|---|---|
| リーチ | 鳴いていない状態(門前)でテンパイしたとき、1000点棒を出して宣言する | 不可 |
| 役牌 (ヤクハイ) | 白・發・中、自分の風、場の風のいずれかを3枚そろえる | OK |
| タンヤオ | 手牌すべてが2〜8の数牌(1・9・字牌を1枚も使わない) | OK※注 |
| 門前清自摸和 (メンゼンツモ) | 鳴いていない状態で、自分でツモってアガる | 不可 |
| ピンフ | 門前で、4面子すべてが順子(数字の並び)、雀頭が役牌でなく、待ちが両面待ち | 不可 |
※注:鳴いたタンヤオ(クイタン)を認めるかは採用ルールによります。多くのネット麻雀・Mリーグでは認められますが、認めない「ナシナシ」ルールの卓もあります。座る前に一言確認すれば済みます。
リーチは初心者がいちばん多く使う役なので、周辺のルールもまとめておきます。
裏ドラと一発があるため、「リーチのみ」で始まった手が、あがってみたら3翻・4翻になることは珍しくありません。初心者のうちはテンパイしたらとりあえずリーチで十分戦えます。
次の役は「見たときに分かればいい」枠です。自分から狙いにいくと、かえって手が進まなくなります。
| 役 | 後回しでいい理由 |
|---|---|
| 三色同順・一気通貫 | 形の条件が厳しく、狙うと手が遅くなる。完成しそうなときだけ気づければ十分 |
| チャンタ・純チャン | 1・9・字牌を残すため、タンヤオと真逆の打ち方になる。混ざると手がぶれる |
| ホンイツ・チンイツ | 強い役だが、狙うと捨て牌でバレて警戒される。慣れてからで十分 |
| 七対子・対々和 | 使いどころが限られる。まず順子の手を打てるようになってから |
| 役満(国士無双など) | 滅多に出ない。名前だけ知っていればよく、覚える優先度は最下位 |
アガったとき、卓では役を声に出して申告します。点数計算ができなくても、「リーチ、タンヤオ、ドラ1です」と役を並べて言えれば、周りが点数を出してくれます。逆に役を言えないと場が止まってしまうので、5役の名前だけは口に出して練習しておくと当日が楽です。
役を「覚えた」から「使える」にする。
・役とリーチをゼロから学ぶ → 麻雀のいろは(第6課「役がないとアガれない」・第7課「リーチとドラ」)
・1打ごとに評価が出る実戦練習 → 雀トレ 実戦トレーナー/何切るドリル
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